さらば大相撲
震災の陰に隠れて幕引きしようとしているようだ。
引退に追い込んだ人数が多く、5月場所も無料ということで一見厳しい処置のように見えるが、よく見ると番付下位でそこそこ年も食ってる者がほとんどで退職金付き。
要するにお互いに辞めてもさほど困らない者が大半だ。
判定の基準はあいまいだし、そもそも過去の他の八百長は全く検証されぬまま。ガチンコだった理事長の魁傑を隠れ蓑にしてるが、多くの汚れた親方はどの面下げて八百長を追求したのだろう。
千代白鵬を問い詰めた千代の富士は「ああ、やったよ。あんたと同じ八百長をな。」と反撃されたそうだ。
と言ってもっと処分内容を厳しくせよとか、処分対象を広げよとか言いたいわけではない。
そんなことすればほんのわずかしか残らず、興行など成り立たないだろう。
協会全体で非を認めて謝って、今度は八百長できない仕組み作りをしてやり直せばいい。
見て見ぬ振りをして来たマスコミにも一緒に頭を下げてもらいたい。
今後真剣で迫力のある相撲を見せてくれればきっとみんな許してくれる。
みんな相撲が好きだし、組織的八百長までは良しとしないが心情的八百長を容認してきたのは自分達だから。
そんなこともわからず、あんないい加減な処分で逃げおおせると思ったら大間違いだ。
これこそ八百長だ。
仕組み自体が八百長なのにまともな取り組みが見られるわけがない。
もういい、見ないことにする。
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