エンゼルスの乱闘事件

6/26の試合で、マリナーズの投手がマイク・トラウトの頭付近に投げて少し険悪な雰囲気になったのが伏線だった。
報復のためエンゼルスの投手が、マリナーズの4番ウインカーのお尻にぶつけた。
コントロールミスではなく、明らかに狙ってぶつけたものだった。
とたんに両軍いり乱れての大乱闘。
しかし良く見ると、本気で殴る蹴るなどの行為をしているものはいない。
川崎宗徳によると、自軍のスーパースターであるマイク・トラウトを守る為に警告として投手にぶつけさせているとのこと。
乱闘の中心はマリナーズのウインカーで、それもわめいているだけ。
マリナーズの主力打者だから、報復対象に選ばれ、納得できなかったのかな。
大谷も隅っこの方で参加、相手選手を抑えていた。
久しぶりに乱闘を見たが、昔はもっと本気で暴力に及んでいた、と思う。
星野仙一は乱闘になったら本気で蹴っていたし、近鉄のデービスが東尾にぶつけられた時も本当に殴っていた。
MLBでもヤンキース対レッドソックス戦(2003年のプレイオフ)での乱闘で、ペドロ・マルティネスがヤンキースのコーチのドン・ジマー(結構な老人)を合掌ひねりで倒したシーンは強烈だった。
「最近乱闘少ないなー」と思っていたので、ドキドキして見たが暴力はなかった。
久々に見た乱闘は記憶に残る昔のそれとは様相が違っていて、口喧嘩ばっかりだった。
高給取りが多い大リーガー、金持ち喧嘩せずということだろうか。
審判も分かっているふうで、止めに入らないしね。
報復四球も乱闘の開始も明らかに監督の指示だった。
大谷も「ぶつけろ」と命じられたりするんだろうか?
逆に大谷が危険球を投げた場合、主力打者として報復対象になるんだろうか?
金持ち喧嘩せず(2015.12.24)
http://spacecowboys33.blog130.fc2.com/blog-entry-2599.html
- 関連記事
-
- 上品になったMLB (2022/07/11)
- エンゼルスの弱さ〈投手力〉 (2022/07/07)
- エンゼルスの乱闘事件 (2022/06/30)
- 日本の誇り (2022/06/28)
- エンゼルス連敗脱出なるか? ついに連敗脱出! (2022/06/12)
スポンサーサイト