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忘れ得ぬ店たち(12) ゲイロード

AvatarA3か月ほど続いた外出自粛。
最後に外食したのはインド料理だった。

2月29日(土)に私の全快祝いで家族そろって三宮のゲイロードに行った。
コロナのせいかすいていた。
我々以外には1組しか客がいないというほぼ貸切状態。

昔から神戸でインド料理と言えば、ゲイロードかラジャ。
特にゲイロードはよく訪れる。

決まってたのむのは、
パコラ(インドの天ぷら)
サモサ(インドの揚げ餃子)
豆のスープ
チキンテッカ(グリルチキン)
シシカバブ(腸詰め)
そしてナンとカレー だ。

カレーは2~3種類頼むけど、必ず頼むのはマトンサグワラ。
余り食べる機会がないマトンと、若草色のホウレンソウカレーの組み合わせが好きなんだ。
ナンはプレーンなのも良いが、キーマナン(ひき肉入り)が最近の好みだ。

今回は豆のスープが無かったのが残念だった。

神戸には昔からインド人が多く住んでいた。
その割にはインド料理店は少なかった。
最近は、街でインド人を見かけることが少なくなった。
反比例してインド料理屋が増えてきた。
どういうことなんだろうね。

ところでゲイロードを知ったのは、Hの紹介だった気がするんだけど、どうかな?



はい、そうです。
ウチの一家は昔よく行っていた。
実は沢山ある内のどれかわからないけど香辛料が体質に合わず、店に行った翌日は必ず全員腹を壊してたのに、それを厭わず通っていたぐらいだ。

その後、私も妹も神戸を離れ、母も失くなって行く機会がなくなった。
その間店も震災にあって場所が変わったりしている。

それでも何度か新しい店には行ったことはある。

このブログでは自分たちが匿名なのに、相手の実名を挙げてネガティブなことを言うのは相手が権力を持つ存在である場合に限ろうと思っているんだけど、ここでお茶を濁すのも何なんで、本当のことを言う。

残念ながら昔の味は感じられず、足は遠のいた。
その後どうなったかは知らないが、つい最近話した神戸在住の知人の評価も、以前の味ではないというものだった。

AvatarA


そうなんだ。
それでも2000年以降にたくさんできたインド料理店に比べると美味しいよ。
南京町にあったラジャも、ある時からカレーの味が落ちて足が向かなくなった。






ところで、先にインド人の数とインド料理店の数が比例しない話が出てたが、最近の大阪の話をすると、沢山あるインド料理店は大概ネパール人がやっているそうだ。

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テーマ : 食品・食べ物・食生活
ジャンル : ライフ

忘れ得ぬ店たち(11) 別館牡丹園

AvatarA緊急事態宣言が解除され、神戸の街に人が戻ってきた。
こういう時にまず行きたいのは昔なじみの店だ。
例えば別館牡丹園だ。

元町商店街の1つ北の通りを鯉川筋から西に10mほど入ったところに別館牡丹園がある。

昔から神戸の人間に親しまれた店だ。
第一楼のような昔からの名店に比べて入りやすい店だ。
ちょっと外食でもしようか、という時に手ごろな価格と味だ。
我々は中学生の頃から通っている。

おすすめは、五目焼きそば+半分チャーハンだ。
焼きそばの麺は柔らかいのに限る。
ヌルッとした麺が口の中を通過する時の快感が癖になる。
よく固い焼きそばをたのむ人がいるけれど、
揚げ麺のスナック菓子的な食感も悪くないけれど、
別館牡丹園に行ったんなら柔らかいのをお勧めする。
この店には、麺打ち名人がいるって、以前テレビで見た。

中学の頃、鯉川筋を数m北に上がったところにも別館牡丹園があった。
裏でつながっているじゃないかと思えるほど近かった。
どうも同じ一族の経営だったようだが、
ある時鯉川筋の店でもうひとつの別館牡丹園について聞くと、
「関係ありません!」と木で鼻をくくったような冷たい返事。
いつの頃からか鯉川筋の店から「別館」が外れた。

しばらくすると「牡丹園」が「広州」に変わり、
「まだもめてるのかな?」と思わせた。
そのうち阪神大震災がやってきて、両店とも大きな被害を受けた。
鯉川筋の方が先に営業再開したが「本館牡丹園」になっていた。
少しして「別館牡丹園」も再開。

紆余曲折を経た2店だが、味は「別館牡丹園」の方がだいぶ上である。
少なくとも柔らかい五目焼きそばについては。

テーマ : 食品・食べ物・食生活
ジャンル : ライフ

忘れ得ぬ店たち(10)ミスタードーナツ(三宮駅前)

AvatarA1月17日の出勤前、東遊園地の阪神大震災の追悼式典会場に向かった。
阪急三宮東口で降りて、横断歩道を南に渡った。
震災前の街を思い出しながら歩いた。

かつて三宮駅前南側にミスタードーナツがあった。
1980年代、会社で徹夜して翌朝帰宅することが良くあった。
開店直後のミスタードーナツに入り、コーヒーとドーナツをたのむ。
朝イチだと揚げたてのドーナツを出してくれる。
冬の朝など、コーヒーと温かく香ばしいドーナツはなによりのごちそうだった。

あんなのは長く口にしていない。

テーマ : ファーストフード
ジャンル : グルメ

忘れ得ぬ店たち(9)老祥記

AvatarA
家族のリクエストで老祥記の豚まんを買って帰った。
南京町の店の方で15人ほど並んでいた。
幸い15分ぐらいで買えた。
驚いたのは、1個100円に値上がりしていたこと。
前回買った時は1個80円だったはず。
ケーキ屋が繁盛すると値上げして、その癖味が落ちたり大きさが小さくなったりすることがある。
幸い豚まんは味も大きさも変わっていなかった。
肉汁たっぷりの食感も昔のままだった。
消費税が10%に上がった時には値上げするなよ。

さて、元町商店街5丁目にあるのが老祥紀だ。
一文字違いのこっちは、水分が少なくあっさり味だ。
私は通常はこっちで買う。
すいているのですぐ買えるのと、あっさりしている分たくさん食べられるからだ。
1個80円なのもうれしい。(3か月ぐらい前の情報)

大きなシステム改変がある時、休日出勤して切り替え作業をすることがある。
限られた時間内に多数の作業をこなす必要がある時、私は老祥紀の豚まんを買ってくる。
机の上に数十個積み上げ、作業しながらつまむ。
まとまった休憩時間が取りにくい時にチームのメンバーとつまむ豚まんもおつなもんだ。

テーマ : 関西の美味しいお店
ジャンル : グルメ

忘れ得ぬ店たち(8) たこ磯

AvatarA
明石文化博物館に江口寿史が描く美少女画展を見に行った。
そのついでに魚の棚商店街に足を延ばし、明石焼きを食べた。
店の名は「たこ磯」で名物は穴子とタコが入ったミックス焼きだ。

出汁にひたし、明石焼きをほおばると、舌の上でとろける。
右の奥歯でタコの食感を楽しみながら、左の奥歯で穴子をかむ。
じわっと焼き穴子の風味が口の中に広がり、うっとりする。

初めての店だったが、再訪してみたい味だった。

テーマ : お店紹介
ジャンル : グルメ

忘れ得ぬ店たち(7)元町牡丹園閉店

AvatarA2017.8.28に取り上げた元町牡丹園が閉店する。

今日(2019.3.19)久しぶりに昼飯を食べに行った。
いつもはガラガラの13時過ぎなのに、ほぼ満席状態。
なんとか席を見つけ、牛肉卵ご飯+小ワンタンを注文。
あの他にはない癖になる味を楽しんで帰りしな、おばちゃんが言った。

「ちょうどいい時に来てくれた。明日で閉店やねん。」

体がきつくなってきて、引退するらしい。
そういえば、サラリーマン相手の店なのに、水木定休日だった。
休み過ぎだと思っていたが、当たり前だけどもう歳だったんだね。
震災前の南京町にあった頃から通っているから、30年近くお世話になったわけだ。
お疲れさまでした。

この店はいつもBGMで昔の歌謡曲がかかっていた。
ただし歌詞は中国語だった。
いつも同じような曲だったけど、特に耳に残っているのは、次の2曲だ。

「旅愁」西崎みどり(1974)
「四つのお願い」ちあきなおみ(1970)

料理を作ってたおじちゃんの趣味なのかな?

忘れ得ぬ店がまたひとつなくなった。

テーマ : 神戸食べ歩き
ジャンル : 地域情報

忘れ得ぬ店たち(6) 元町牡丹園

AvatarA
神戸で牡丹園と言えば、別館牡丹園だが、鯉川筋の表通りの方に本館牡丹園が出来て紛らわしくなったのはもう20年ぐらい前。

それより前から南京町の路地で営業してたのが、この元町牡丹園。
店の全体的なレベルは別館牡丹園に遠く及ばない庶民的な店だが、ただひとつ牛肉卵ご飯だけは、こっちに軍配を上げる。

それに別館牡丹園で牛肉卵ご飯を食べると1200円もするけど、こっちの牛肉卵ご飯は680円とリーズナブル。

阪神大震災前はよく昼飯を食べたもんだ。

震災の時、気になって見に行ったら、建物の壁が剥がれ落ちて2階の部屋が丸見え状態だった。
当然取り壊しで、建て直されたビルにも入らなかった。
廃業したかと思ってたら、元町通3丁目で営業していた。

以来20年、時々食べに行っている。

ただこの店、しょっちゅう休みになっていて、肩すかしが多い。
定休日を聞いてみたら、水木だとさ。
サラリーマン相手の昼飯でにぎわっているはずなのに、平日5日中2日休むとは中々のつわものだ。

でも、牛肉卵ご飯が美味しいから許す。
ここが休みでも、近所にキーマカレーの「元町3丁目」があるからね。

この店の牛肉卵ご飯は、なんか人工調味料のような味がする。
それがマイナスじゃなく、何故か癖になる味なんだ。
エースコックのワンタン麺もそうだけどね。

ところで食べログを見ると、牛肉卵ご飯を推すコメントが見当たらない。
昼飯時のサラリーマンはかなりの確率で頼んでたのに。
不思議な話だ。

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テーマ : 中華料理
ジャンル : グルメ

忘れ得ぬ店たち(5) 元町通り3丁目

AvatarA
元町通り3丁目の西の端、元町商店街から北へ20mほど上がったところにある小さな店。


キーマカレー専門店と店の看板に書いてある。

中に入ると確かにキーマカレーしかない店だった。
トッピングは、温泉玉子・チーズ・ネギの3種のみ。

チーズをトッピングとして注文した。
ママが鍋で溶かしたチーズをたっぷりご飯にかけてくれた。
ルーと同じぐらいのボリュームで。これが中々いける。
食べ終わりそうなタイミングでママが声をかけてくれた。
「ルー足しましょか?」
どうもサービスのようだったけど、チーズとの混ざり具合が丁度よかったのでノーサンキュウ。

満足して店を出たが、何かちょっとひっかかった。
ちょっと考えて思い出したのは「キーマカレー専門店」という看板の文句だ。
確かにキーマカレーしかないからキーマカレー専門なんだが、普通専門店と名乗る店は、専門と名乗るメニューについては、深く掘り下げている。
たとえばいろいろな種類のキーマカレーのメニューがあったり、トッピングのバリエーションが豊かだったりする。
元町通3丁目は、メニューは「神戸キーマカレー」1種類しかない。
トッピングも温泉玉子・チーズ・ネギというほんの思いつきみたいな3種しかない。

まあ、美味しかったから、文句はないけどね。

テーマ : カレー
ジャンル : グルメ

忘れ得ぬ店たち(4) マクドナルド阪急三宮西口店

AvatarA
阪急三宮西口の改札を出て階段を下りたところのコンコースにあるマクドナルド阪急三宮西口店。
週末は待ち合わせをする人々でいっぱいだ。

私はここ1年半ぐらい休日出勤が増えている。
そんな時、このマクドナルドで朝マックのソーセージマフィン(100円!)を2つ買って出社する。
バイトの店員は何人かで交代しているようだけど、いつ行ってもいる女の子がいた。
小柄で丸顔、めがねをかけ髪の毛を後頭部でまとめた小動物的かわいさを持った子だった。
いつもいるので、働き者だなあと思っていた。

ある日行くと彼女が2人レジにならんでいた。

顔も体格も服装も名札も声も同じで、どうも双子だったようだ。
話し方や手振り前歯の間のすきまもテキパキしているところも同じ。
それから何回か2人そろっているのを見たけど、全然区別がつかない。

ある時から、私がいつも「ソーセージマフィン2つ、持って帰ります」と注文するので、それを覚えてくれた。
向こうから「ソーセージマフィンですね?」と声をかけてくれることが多くなった。
こっちはそれに対しうなずき指で2個と応える。
ただ、いつもではないので、どちらか一人が覚えてくれたのか、タイミングの問題なのか、なんせ2人の区別がつかないので分からなかった。

全く同じように見える人が2人が活動しているのを見るのは、何故か楽しい。
不思議だね。

今年になってからは彼女達を見ていない。
2人そろって辞めちゃったのかな。

休日出勤の際の密かな楽しみだったのに・・・


AvatarH2

そりゃ楽しいやろね。
なんでかわからんけど。

以前『双子』で話した私が通勤時に遭遇した双子も最近とんと見かけないなあ。


テーマ : こんなことがありました
ジャンル : ブログ

忘れ得ぬ店たち(3)杏花村

AvatarA
昨日(4/2)から急に天津飯が食べたくなった。
夕方ちょっと抜けて食べに行こうと思ったら急な会議でダメ。
こうなるとますます食べたくなるのが人情で、うずうずしているうちに口が味を思い出した。
おととしの10月にトアロードを歩いた時に見つけた杏花村の天津飯の味を。

トアロードを歩いてみた PART1 (2013/10/13)
http://spacecowboys33.blog130.fc2.com/blog-entry-1751.html


今日終業のチャイムが鳴るとすぐ会社を飛び出して、トアロードを登った。
雨の降る中、帰宅する勤め人の人ごみをかきわけて、杏花村にたどり着く。
なんと閉まっていた。
ふと窓を見ると、あの独特の文字でこう書いてあった。

「都合により休業させていただいております。お詫び申し上げます。」

こういう古い店が休業するとかなりの確率で閉店する。

あの昭和30年代を思わせる店の雰囲気をもっと味わいたかった。
天津飯もね。

店って通っている時は、なぜか永久にそこにあるような気がしている。
でも、店にも人間と同じく寿命がある。
東亜食堂もゴムクラブも札幌亭もその寿命を終えた。

杏花村はなんとか続いて欲しいな。

さて、ちょっとショックだったけど、帰り道にセンター街(の1本南の通り)の丸萬で天津飯を食した。
こっちも杏花村と同じく天津飯のうまい老舗だ。
この店の天津飯がおいしいという情報は長年この辺で会社員生活を送った父に聞いた。

天津飯に満足したけれど、私が店に入った時は客ゼロ、私が店を出るまで誰も入ってこなかった。
時刻は18時の夕飯時。
この店大丈夫か?


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テーマ : こんな店に行ってきました
ジャンル : グルメ

プロフィール

spacecowboys A H

Author:spacecowboys A H
Space Cowboys は、2人の親父です
"A" システムエンジニア・
   中日ファン・世情に疎い
"H" 総務畑・てっちゃん・
   阪神ファン・雑学が得意
2人ともイーストウッド好きの還歴男

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